2023年06月29日

2023年6月29日〜7月3日 夢の浮橋

夢の浮橋
仄暗い 夢の奥の 向こう側
優しく何かが 手招きをする。


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airi maeyama


2023/ 6/29(木)〜 7/ 3(月)
12:00〜20:00(最終日は、17:00まで)
展示会場:プチホール


私事では御座いますが、2023年6月1日に活動10周年を迎えました。
その記念として、今回の個展を開催させて頂く運びとなりました。

ステートメントにもある、夢想的で曖昧な世界観を描くキッカケの一つになった
夏目漱石先生の「夢十夜」、黒澤明監督の「夢」に影響を受け
2013年の活動初期から、ずっと描きたいと温めてきた「自身の夢」を基にした作品達です。

画集を制作するにあたり、作家の艶窪 青 様に依頼して
自身の夢を書き起こした短編物語を書いて頂きました。
こちらの小説はオムニバス形式の短編集として冊子にして、画集と共に限定で制作致しました。
(※小説の展示はありません。画集と小説のセットでの販売のみとなります。)

新作の作品群、画集だけでなく
過去作品やアクセサリーなどの展示販売を行います。



【作家プロフィール】

airi maeyama

画家
福岡出身、大阪在住。
2013年より福岡、大阪、東京にて
定期的な個展開催を中心にイベント参加などで活動中。
instagram @airi_maeyama
twitter @mal_mellow
https://twitter.com/mal_mellow


〈ステートメント〉
人体に植物が生え、物質や物体が繋がり、在るべき所に無く、本来別個体同士がひとつに融合し混ざり合う。
地に足はついている筈なのに、夢想的。
そんな独自の作風を通して、自分の内側にもつ「言葉だけでは表し難い、曖昧な感情や世界観」という心象風景を表現しています。

それは「曖昧さ」や「矛盾するもの」「普通(世間一般、大衆が定義づけしたもの)では無い何か」に対して受容れるという側面があると感じています。

人のもつ多面的な部分や、美醜、優劣、その他、比較という枠組みに囚われない『曖昧な世界観』は
後ろめたさの薄暗い部分は、在っても良いものなのだと受け容れる事に繋がると考え、それ故に「曖昧さ」を主体において描き続けているといえます。

「人物の顔(表情)を描きすぎない事で、作品自体の感情を明確にしない。」
という意図を持って描いております。
自身の表現している「曖昧さ」を追求する為であり、それと同時に
見る人によっての受け取り方、感じ方の余白を増やしたい事も理由の一つです。
作品自体のもつ感情、あるいは思考そのものとして描いています。


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【展示風景】
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posted by イロリムラ irorimura at 00:00| 2023年6月